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7、このような治療法が生命予後を悪くしていないかは、大きな問題でした。 アメリカとカナダの診療施設が合同で行ったCollaborative Ocular Melanoma Study, COMSと略称されていますが、で数十億円を投じて、脈絡膜悪性黒色腫の患者の協力を得て、治療法を無作為に眼球摘出と眼球保存療法に割り振りました。なぜそれほどのお金がかかるかと申しますと、これは治療研究のため医療費は免除されます。 眼球保存治療には400万円かかりますので、657人に行うと、これだけで26億円はかかるからです。 その結果、眼球摘出された660人とI―125強膜逢着を受けた657人を12年間経過観察したところ、死亡率に差が認められませんでした。
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