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6、視神経断端に腫瘍細胞の浸潤があるか無いかが転移予防のための後療法を行うか否かの決定のため重要であると聞かされたことがあると思いますが、脳転移についてはこのように視神経の篩板を越えた浸潤がありますと、脳脊髄液が来ている髄膜下腔に腫瘍細胞が流されて、脳や脊髄にたどり着き増殖することがありますので、断端に腫瘍が無くても、予後不良になります。 この症例も転移予防のための治療をしたのですが、死亡しています。
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